2023.07.22
交通事故
本日は、交通事故治療についてお話しします
交通事故による症状は直後から痛む場合と、そうではない場合があります。
交通事故が起きてしまうと、ビックリしたり焦ってしまったりしてアドレナリンが出て興奮状態になる為、痛みを感じにくくなることがよくあります。
また、頚や腰に一瞬にして強い衝撃が加わる為、その反動で周りの軟部組織(筋肉)が固くなり、一時的に痛みが出ない事も多くあります。
輪ゴムを想像してみて下さい。
輪ゴムは強くひっぱったり急激に引っ張ると一瞬でギュッと縮まり、その後元の状態に戻りますよね?
筋肉も同じように衝撃が加わるとその瞬間縮んで固くなりますが、その後時間をかけて元に戻ってくる為、忘れたころにむち打ちや腰の捻挫のような症状が出てくることがあるのです。
当院でもむち打ちの症状を訴える患者さんの中には、半年前や一年前に交通事故にあっていてその時には何も治療をしなかった。という患者さんがいらっしゃいます。
しかし、治療が遅れてしまうと症状が強くでてしまったり、それを改善させるためにも時間がかかってしまうのです。
交通事故にあってしまったら、少し気になる位だから大丈夫だろうと過信せずにしっかりと検査をし、治療をすることをお勧めします